つばらんだむ。 ~マーケティングと本とその他諸々~

マーケティング関係のこと、書籍関係のこと、ネットで話題のものを紹介します。

企業研究の方法をシェアしてみた。

最近20卒の学生が就活を始めている姿を目にする機会が増えました。
JR●町駅のタリーズコーヒーとか行くとリクルートスーツの学生がたくさんいたりするのを目にします。

で、就活の取っ掛かりとして企業研究にいそしむ学生も多いと思います。
そこで今日はそんな企業研究にいそしむ学生に向けて、自分がやっていた企業研究の方法を簡単にシェアしていこうと思います!

1、企業のホームページではIRもきちんと見よう

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出典:https://www.nttud.co.jp/ir/
皆さん企業情報を調べるときにとりあえず採用サイトに目を通す人が多いのではないでしょうか。
こちらは分かりやすい企業の説明が書いてあるうえに、どういう職種の人がどういう働き方をしているのかが分かる点で非常に有効であるといえます。
しかし、会社全体のことを知るうえではそれだけでは不十分です。

全社のことを知るうえで目を通すべきものは株主・投資家向けの情報です。
採用サイトには企業側にとって都合のよいことが載っていたり、社員の体験談や普段の業務内容だけでその企業の全体を見通す情報が載っていないことが間々あります。

しかし、株主に向けた情報は違います。簡単にいってしまえば、企業は株主からお金をもらっているわけです。
この人たちに適当なことを言って誤魔化すことは許されません。その企業の真の姿を見せる必要があります。それが載っているのがIRや有価証券報告書等の投資家向けの情報です。
ここをチェックすることで「~~~~業界でシェアナンバーワン!」みたいなキャッチフレーズが胡散臭いものなのか、そうでないのかがよくわかります。

2、日経新聞は読もう、お金をかけずに読める方法もあるよ

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出典:https://toyokeizai.net/articles/-/177791
皆さんのなかには日経新聞を読んでいる学生さんがいることでしょう。
なぜ就活生は日経新聞を取らなくてはならないのか。
それは企業の人事や面接を担当する社員の方が必ず目を通しているからです。

日経新聞は日本のビジネスパーソン全員の共通言語といって差し支えないでしょう。
その共通言語を知っている人と知らない人では天地の差が生まれることでしょう。
また企業の最新情報は日経新聞から得られることがたくさんあります。
日経新聞が一日に取り上げる企業の数は400と言われています。
皆さんが受けている企業もこの中に含まれていることが多いです。
ぜひこれを活用して企業の最新情報をキャッチアップしましょう。

…………………とテンプレみたいなことを書きましたが、これって月々5,000円強もかかるので、年間で60,000円もかかるんですよね。
いくら役に立つといってもここまでの出費をすることは面倒ですよね??

わざわざそんな高い金払ってまで日経新聞を取りたくない人はぜひ学校に足を運んでみてください。
おそらく図書館で日経新聞が保管されているので、それを活用しましょう。
また大学によっては日経テレコン21といって日経新聞の過去の記事が無料で検索&読み放題という夢のサービスがございます。ぜひ日経テレコン21を使って割安に情報を集めてください。

ちなみに日経テレコンが大学で導入されていない&大学の図書館でわざわざ紙の新聞を読むのが面倒くさい人は楽天証券の口座を作ることをおすすめします。
すぐに口座を作れるうえに、登録すると楽天証券版の日経テレコンが使えるようになります!


www.rakuten-sec.co.jp

3、OB訪問をする

これは企業で働く自分を知る上ではかなり重要です。
OB訪問をすることが選考の有利になる商社や不動産のディベロッパーは言わずもがな、選考に直接関わることのない企業でも積極的に社会人と会うべきでしょう。説明会ではなかなか知れない業界の生の話を知ることができます。

たとえば入社したあとぶっちゃけ何時に帰ることができるか、社内でのコミュニケーションはどのように行われているのか、転職する人は多いのか、などなど現場の社員なら必ず知っていることを聞けるのは大きな強みです。

この辺をするうえで大学の事務室を使うのがいちばん確実なのですが、最近はMatcherやVISITS OBなどのサービスがあるのでそのあたりも使っていきましょう!

OBOG訪問できるサイト一覧
matcher.jp
vis-its.com
br-campus.jp

4、Twitterで人事や業界の人をフォローする

OB訪問以外で業界の中の情報を知るためにぜひ実践してほしいことはTwitterにいる業界の人をフォローすることです。
たとえば総合商社の中の人や人事のお姉さんなどです。
twitter.com
twitter.com

今の時代はSNSで会社の内情を知ったりすることができますし、ネット上とはいえ相談にも乗ってくれます。
ぜひ現代っ子らしくインターネットの力を行使してください。
※こちらも参考にしてください



以上4つのもとを活かして、皆さんの企業研究が捗ることを期待しております。