意識を高めに高めまくる起業家の本を2冊
ちょっと意識高そうな内容を書こうと思います(笑)
今回紹介するのは起業家の本です。
いやー、起業家って響きがすでに意識が高いですが、ぜひ今日紹介する2冊を読んで、よくある悪い起業家とか学生ビジネスのイメージを吹っ飛ばしてもらえたらな!って思います。
1、リブセンス〈生きる意味〉
こちらは(株)リブセンスの創業者兼代表取締役の村上太一さんが主役となっております。
ご存じの方も多いと思いますが、村上さんといえば東証に最年少で上場した社長として大変有名ですよね。
そんな起業家のルーツがどこにあるのかを記したものがこちらになります。
村上さんは早稲田大学の附属高校から早稲田大学政治経済学部に進学して、学生のうちに起業をしております。
早稲田大学の起業家育成講座で事業案を通してから、実際に起業をし、事業を軌道に乗せて上場まで進むという早稲田大学からしたらこれほど嬉しいことはない一大事です。
この本もとい村上太一さんの面白いところは、彼が極めてよくいる日本の若者であったということです。
僕も最初に読む前は「東証に最年少で上場する起業家とかスゴいギラギラ系のアツい人なんだろうな」って勝手に思い込んで本を手に取ったわけですが、全然そんなことはなかったです(笑)。
上場してもけしてはしゃぐことなく、成功したらしっぽり打ち上げをするような、そんなよくいる今どきの若者です
東証一部上場企業の社長がアパートの一室に住んでいるというのはちょっと違和感があるのかもしれません。
ただ、そんな村上太一さんの普通の若者と違ったところは「当たり前を作る」という強い気持ちであるということをヒタヒタと感じる一冊でした。
どこにでもいそうな若者が東証一部上場をなし得た手品のタネを知りたい方はぜひこの書籍を買ってみることをお薦めします!!
2、起業家
こちらはサイバーエージェントの藤田晋さんの本「起業家」ですね。
サイバーエージェントは今となっては当たり前に存在するアメーバブログとかAbemaTVとかみたいなサービスを展開し続けるメガベンチャーのひとつになっています。
そんなサイバーエージェントを立ち上げた藤田晋さんの記録が詰まった本になっています。
この本のいいところは生々しさ。
ネットバブル期に会社を立ち上げ、2000年のバブル崩壊、業界の停滞、そしてライブドア事件。
今のベンチャー企業のムーブメントを作り上げた企業の社長が、そのとき何を感じていたのか。
不安なのか苦悩なのか怒りなのか。また感情的な揺れ動きだけでなく、当時の自社や他社をどういう目線で見ていたのか。まるで経験が追体験できる内容になっています。
まとめ
両方の書籍を薦める最大の理由は『等身大の起業家が知れる』ことだと思います。
でも、この2人とはあまりにも環境が違う。やはり国境の壁は大きいです。
でも、時代が違いすぎる。
ですが、↑にあげたお二方は『同じ日本に生まれ、同じ時代を共有できる人たち』であると思っています。
ぜひ読んでいただけるとうれしいかぎりです。
まあ、直接会って話を聞くのが一番なので、困ったら就活サイトでも登録しておきましょう(笑)。