アフリカ最貧国がアフリカで最も豊かになった物語
今日紹介するのまさかの掲示板のスレッドです(笑)
こういう真面目なことを紹介するテイストで、掲示板のことを紹介しようとしているのはヤバさがありそうですよね(小並感)
まあ、掲示板でも学べることがあるんですよ(笑)
それがこちらの「やるおがアフリカで奇跡を起こすようです」。
なんのスレッドなの?
このスレッドはアフリカの最も貧しい国のひとつであったボツワナを舞台に、1960年代から1990年代のアフリカを描いた作品になっています。
アフリカにある「ボツワナ共和国」という国を知っていますか?
おそらく知らない人が多いことでしょう、僕もこのスレを開くまで知りませんでした(笑)。
ボツワナ共和国はアメリカ南部にあるアフリカで最も豊かな国のひとつです。
日本人の我々にはあまり馴染みの薄いところなので、とりあえず『南アフリカ共和国の上にある国』って伝えた方がよさそうですね。
ボツワナ共和国はかつてイギリスの植民地でしたが、第二次世界大戦後のアフリカ独立機運のなかで独立しました。
しかし、整備されていないインフラ・高等教育を受けた人間の少なさ、そして資源や産業の乏しさから世界でもっとも貧しい国のひとつに数えられていました。
ですが、1968年に世界有数のダイヤモンド鉱山を発見し、その資源をもとにアフリカ有数の経済大国になります。
しかし、その経済大国になるまでには様々なドラマが隠れ潜んでおりました。それをアスキーアートで描いているのがこのスレッドです。
何でこのスレッドを薦めるの?
ホテル・ルワンダなどで存じ上げている方も多いでしょうが、アフリカは資源が豊富ながらも、政治情勢が不安定で内戦が頻繁に勃発し、経済後進国になっているのが現状です。
しかし、そんなアフリカの国のなかでもボツワナはそのような事態に陥ることはけしてありませんでした。なぜ、ボツワナだけがそのような事態を避けられたのか、上記のスレッドを見るとよーーくわかります。
また、このスレッドではそのボツワナの初代大統領であるセレツェ=カーマを中心に描かれる物語でありながら、南アフリカのアパルトヘイトに関しても多く取り上げられていることが特徴です。
今後世界の成長戦略を考える上でアフリカの存在感はますます強くなると私は考えています。
スレッドでもいいからアフリカのことを知ってみるのはありだと思いますね。
掲示板なんかで分かるの?
「でも、どうせ掲示板の内容でしょ??信用できるの??」っていう人も多いと思います。
このスレッド、めちゃくちゃ参考文献が多いことが特徴です。そんじょそこらの論文よりも遥かに多いです、この学習量は尊敬に値するものだと僕は思います。
実際にこのスレッドを製作する上で出ていた本の一部を紹介すると……
これでも全体の一割程度。全部で100近い参考文献あります。
下手したらそんじょそこらの学部生の卒業論文の参考文献なんか簡単に超えますね。
こういうやる夫で学ぶ系統のスレッドって勉強している感じ全然しないのがすごい良いですよね~~。
ボツワナ共和国のこと、知ってあげてください(土下座)